


理学療法士は「姿勢と動きの予測」をするプロです。
病院で働いていても、スポーツの分野で働いていても
理学療法士は身体機能を「評価」することが一番の能力です。
「評価」とは、みんな経験している学校での通信簿みたいなもの。
これはできている、できていないなどのマルバツ的なものから
数字や段階で表現するスケール的なものまでいろいろありますよね。
これを私たち専門家は「評価」と言うのですが
この「評価」の手段が私たちには山のようにあるんです!
・関節の角度を測ること(関節可動域)
・痛みがどれくらいか(疼痛評価)
・人間に備わっている反射や感覚の検査
・脳卒中などでの神経系の状態を見るもの
といった人間の機能的なところや
・片脚で立つ時間の長さ
・椅子からの立ち上がりテスト
・日常生活動作のテスト
といった客観的、実生活の能力に特化したものまで。
たくさんのものをどういったシーンでどう用いるのかが腕の見せ所。
筋肉の解剖や生理学はもちろんありきで、その上で必要な評価をし、
目標とする「動作」に結びつけます。
さらにそこでは「運動力学」も重ねて、考えていきます。
(力学は物体を回転させるモーメントなどの知識ですが、人間は身体を
動かすときに姿勢に合わせて様々な力を発生させています)
そうして、
「この人は6ヶ月後にここまで動けるだろう」とか
「このままでは立ち方が悪くなってくるな」とか
予測を立てていけるのです。
でもそこからもっと大事なことは
それによって対象者に
何を伝えてどう動機付けるのか。
自分の身体にどう向き合ってもらうのか。
ここに尽きます。
身体を変えるためには、多少なりともご自分での行動が必要です。
私たちセラピストが一生一緒に居てあげられる訳ではない以上
行動変容を起こして差し上げるための「しかけ」が必要です。
理学療法士の能力は多岐に渡ります。
病院では従来より治療を専門とするセラピストがいて、それに特化している
人がいます。現在は、企業や地域の施設で治療しなくても済むように未然に
防ぐための、評価と運動処方の専門性も必要とされいるのです。
⬛️岩井の活動状況⬛️
整形外科病院勤務後、現在は地域理学療法が専門。
地域理学療法は、その地域の方々が自分達で生活するために手助けをします。
「姿勢やカラダの状態」を評価する能力を使って、
今後の体の状態の予後を考え、
歩き方や運動の仕方、生活動作の提案をしていきます。
さらに私のもう一つの仕事の能力
トレーナーの強みである自分で「見本」を見せる
インストラクターの強みである「分かりやすい」伝え方をする
を用いて、人々の健康寿命を1秒でも長くとしたいと思っています。
具体的な活動としては、行政施策を江東区で実施しています。
●江東区 元気アップトレーニング(介護予防事業C)/場所:ルネサンス北砂
●江東区 KOTO活き域体操 解説指導
●区民向けの講演会、トレーナー向け勉強会